環境保全意識の高まりとオーガニックコスメ

投稿者: uchiage 投稿日:

株式会社UCHIAGEでインターンとして働くありさと申します。

 
昨今、「オーガニックコスメ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

女性誌や、百貨店の化粧品売り場で目にする方も多いのではないでしょうか。

 

 

今回は、オーガニックコスメが注目され始めた背景や、そのメリットについて考察していきます。

 

オーガニックコスメとは?

オーガニックコスメと聞くと、その言葉からしっかりした定義や基準が設けられているように感じます。

しかし、調べてみると「オーガニックコスメ」には、きちんとした基準がないことが分かります。

 
基準がないというと、どんな化粧品も無秩序にオーガニックコスメを名乗れる、という誤解を招くかもしれませんが、もちろんそうではありません。

 

 

日本には、オーガニックコスメを独自の基準で認証する団体がいくつかありますが、その基準は団体によって異なるため、統一されていない、という表現が現状に即していると言えます。
これは、オーガニックの先進国であるヨーロッパなどの海外でも同じで、まず団体ごとの独自基準が先行し、その後徐々に統一され始めています。

 
しかし、海外においても国や地域による違い、その認証団体に参画する企業による違いなど、まだまだ基準は統一されていません。
オーガニック食品と違い、世界的な基準の統一や認証機関がない現在、オーガニックコスメ黎明期(れいめいき)といっても過言ではないでしょう。

 

何故オーガニックコスメが注目されているのか?

それでは何故、世界中でオーガニックコスメに注目が集まっているのでしょうか?
私はそこに、環境保全に対する意識の高まりと、そこから生じる脱石油、脱炭素社会への活動が紐づいていると考えます。

 
地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出は、石油などの化石燃料を燃やして多くのエネルギーを得るようになったことから、大幅に増加しています。
その弊害が顕在化している現代において、特に2015年のパリ協定以降、世界中で温室効果ガスの排出を削減する動きが活発化してきました。

 
近年、日本でもレジ袋の有料化やプラスチックストローの廃止など身近なところでその動きを感じることも増えてきたのではないでしょうか。

 

 

石油から作られるプラスチック製品には、燃焼時の二酸化炭素排出問題だけでなく、細かく砕かれたマイクロプラスチックの海への流出など、生態系への影響も取り沙汰されています。

 
これは、石油由来の合成成分が自然界で循環することが出来ないために引き起こされていると考えられています。
一方で、石油などの化石燃料は汎用性が高く様々な活用方法があり、化粧品にも石油由来の成分が使用された商品は多く存在します。

 
こういった現状や、世界の潮流から石油由来の製品を使うこと、またはその製造過程で二酸化炭素の排出が多いものを避けようという意識が、世界中で芽生えてきました。

 
オーガニックコスメへの関心の高まりも、そのひとつです。
石油由来の成分ではなく、植物性の原料を使うこと、また、土壌汚染を避けるため有機栽培された植物を使うことなどが、環境保全や脱石油、脱炭素社会への動きとマッチして注目を集め始めたのだと考えています。

 

オーガニックコスメを選ぶ理由

普段の自分の何気ない行動が地球環境の保全に結びついていると思うと、なんだか良いことをしているように感じます。
オーガニックコスメを選ぶことも地球環境にちょっと良いことだとしたら、コスメ選びもより楽しくなるはずです。

 

私が初めてオーガニックコスメに興味を持ったのは、オーガニックのリップクリームを購入した、高校生の時です。
当時はオーガニックコスメとして興味を持った、というよりは「食べられるんです!」という謳い文句に興味をそそられました。

 
化粧品を食べるってどういうことだろう?

 
想像がつかないと思っていましたが、販売員の方に「リップクリームのついた唇、舐めてませんか?」と尋ねられた時にハッとしました。
つまり、口に入れているのと同じ、食べているに近しいことを既にしていた、と実感したのです。
当時私が購入したリップクリームは、石油由来の原料はもちろん、あらゆる化学物質が不使用の完全オーガニックでした。

 
だからこそ、調理された野菜のように”食べられる”ものでした。
全ての化粧品が食べられる必要はありませんが、体内に入っても問題ないと自信を持って販売される化粧品があることもまた事実です。

 

 

今、オーガニックコスメの中でも基礎化粧品をオーガニックに変える方が多くいます。
オーガニックの基礎化粧品を使うことで、肌本来の力を引き出し素肌を美しく保つことに焦点を置く方が増えているのだと思います。

 

オーガニックを選ぶことで地球環境の保護に貢献し、お肌にも体にもより良いものを選び、さらに美しい素肌を手に入れる、そんな、自分も地球も美しくなれる選択肢のひとつが、オーガニックコスメであると考えています。

 

まずは知ることから始めよう

前述のように、オーガニックコスメには日本でも世界でも統一の基準がありません。
だからこそ、まずは自分が使っている化粧品が、何から作られているのかを知る必要があると思います。

 
リップクリーム1本からでも構いません。
まず自分に身近なオーガニックコスメをひとつ持ち、その成分や認証マーク、どんな基準をクリアした製品なのかを知ることから始めましょう。

 
そうやって広がったオーガニックコスメがひとつの基準となり、より良い地球環境を作る一歩となるかもしれません。

カテゴリー: SDGs

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