老後にはいくら必要?老後2000万円は本当なのか
みなさんこんにちは。
株式会社UCHIAGEのインターン生として働いている長谷川です。
みなさんは老後の生活について考えたことはありますか?
多くの方が、健康やお金の面で気になっているのではないでしょうか。
私も老後の過ごし方は理想のようになるかどうか、心配していました。
今回は、今の老後問題について現状を把握して、どう行動するべきか考えていきます。
老後2000万円問題とは
「老後2000万円問題」は近頃のニュースで耳にすることが増えてきました。
金融庁が、老後20年から30年間で約1300万円から2000万円が不足すると試算したものが、世間で物議を醸しています。
例えば、夫65歳以上で妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では毎月約5.5万円不足が生じます。
退職給付額は労働人口の減少と高齢者人口の増加により、減少傾向にあります。
1992年度には企業の92%に存在した退職給付制度が、2017年には80.5%まで減少している状況です。
さらに企業規模が小さくなるほど、退職給付制度が用意されている割合も低くなっています。
2000万円では足りない?
2000万円はあくまで目安です。
どのくらいの生活水準を求めるのか、将来どれだけの通貨の価値があるかで、金額も変わってくるでしょう。
「2000万円が必要」というのは、金融庁が出した報告書によるものです。
現在の「老後の収入」の平均値約21万円と、「老後の支出」の平均値約26万円の差額から算出されています。
しかし、この金額は特別支出(例えば老人ホームなどの介護費用や住宅リフォーム費用など)は含まれていません。
生きているうちに、介護される状態や住宅リフォームといったものを一度も経験しない方は、少なくはないと思います。
切り詰めれば耐えられる生活かもしれませんが、果たしてそれが望んでいる生活水準なのでしょうか。
歳を重ねることに不安を持つのではなく、歳を重ねるごとに楽しみが増える生活を送りたいですよね。
そのためにも、現在の2000万円では足りないと思う人の方が多いのではないでしょうか。
将来の退職金が減少する可能性があり、いつまで年金をもらえるか保障もない中で、今から備えておくことが必要不可欠となっています。
将来について考えることが大事
それではどのように、将来に備えて行動していけばよいのでしょうか。
まずは、今の自分の現在地を知るところから始めるのをおススメします。
将来の年金をどのように受給するのかは、現在の日本では三つの区分に分けられています。
◎第一号被保険者・・・農業漁業従事者、自営業者、学生、フリーター等
◎第二号被保険者・・・会社員、公務員、厚生年金保険適用事業者等
◎第三号被保険者・・・第二被保険者の配偶者
それぞれの区分によって、自分で保険料を納める、会社と折半する、個人での負担はない、といった場合が分かれます。
この区分によって、将来の年金受給額にも差が出ます。
まずは、将来の年金受給額をシュミレーションしてみるといいですね。
そして、自分が将来いくら貰えるのかが分かったら、理想の生活水準に必要な金額との差額を算出します。
その余ったお金で、老後なにができるのでしょうか。
最後に
現在の銀行の利息は、100万円を預けても1年間で100円程しか利息がつきません。
そして時代が経つにつれて、インフレの影響でお金の価値も減ってきています。
だからこそ、今できることは何があるのか考え、それを実行していきましょう。
今からできることの例をまとめると、
・転職やスキルアップで収入を上げる
・NISA、イデコで資産形成を行う
・財形貯蓄で貯める
などといった方法があります。
将来いくら必要なのかを算出し、今の収入形態からどのように老後に備えていくべきか、今後のライフプランを立ててみるといいですね。
自分、両親、これからの家族に必要なお金も、合わせてシュミレーションしてみてはいかがでしょうか。
0件のコメント