経営は一日にしてならず。『不格好経営』から学ぶ経営者の心とは。
投稿者: uchiage 投稿日:
こんにちは。
株式会社UCHIAGEにてインターン生として学ばせていただいております、たけしと申します。
代表の矢内社長より薦めていただき、書籍を手に取りました。
お勧めしていただいたのは、株式会社ディー・エヌ・エー (DeNA) の創業者、南波智子さんの『不格好経営』でした。
私は、もともと学生時代、野球部に所属していたのもあり、週末には、ビールを片手に野球観戦するのが、日課ならぬ週課となっていました。
涼しい夜風に当たりビールを飲みながら、カキーーン!とホームランを打つ快音を聞くのは、何とも言えない爽快な気分です。
そこで、私は自宅からも近い横浜スタジアムに足を運ぶことが多かったのですが、横浜ベイスターズの運営元の会社が株式会社ディー・エヌ・エー
(DeNA) です。
『横浜DeNAベイスターズ』というほどなので、
「運営元の会社なんだろな~」
「球団を所有しているんだろうな~」
と思ってはいましたが、
「具体的にどんな事業に取り組んでいるのか?」や、
「どんな経歴を持って育ってきた企業なのか?」については、
あまり詳しく知りませんでした。
この本を読んで学んだことは、
球団を所有するぐらい、華々しい結果を作っている企業でも、
起ち上げ当初はめちゃくちゃで、泥臭くやってきたんだなということでした。
気合で何とかなる、というか、何とかする
『成功の秘訣は気合い』
という言葉が響きました。
本当に努力をしている時は、努力を努力と思えないということをよく聞きます。
がむしゃらに取り組みすぎていて、目の前のことに熱中しすぎて、そのことだけに情熱を注ぎまくっている状態です。
DeNAの南波氏も、創業時はまさにそのような状態にあったのではないかなと思います。
会社の経営目標を達成するために、様々なチャレンジをされ、色んな壁にぶち当たってきたことと思います。
でも、気合と根性で乗り越えるサクセスストーリーがカッコいいなと感じました。
正しい選択をするのではなく、選択したものを正解にする
『成長の為には、プライドを捨て、使うものは何でも使う。必死になる。』
経営、つまり経営者の仕事とは、何もないところを自身の力で道を切り開いていくような仕事だと言えます。
そんな経営者の仕事をわかりやすく表現したのが、
『正しい選択をするのではなく、選択したものを正解にする』
だと思います。
目標達成のためなら、手段にはこだわらない。
経営とは、何もないところから、ゼロからイチを生み出していくような仕事なので、予想外のことも、目を背けたくなるようなことも起こります。
しかし、そこは経営者。
グッとこらえて、前進する姿勢が素晴らしいと感じました。
最後に
今回の読書を通して、経営者に対するイメージがガラリと変わりました。
もともと、経営者とは、見た目、中身ともにカッコいい部分が多く、華やかに活躍されているイメージでした。
しかし、それはごくごく一部の姿。
その裏ではとてつもない努力をされていて、立ち直るのに時間のかかる失敗も数えきれないほど経験してきたことがわかりました。
私がオーナーの矢内社長から教わったことがあります。
それは、「成功の山は、失敗の石からできている」というものです。
失敗をしても、後で成功すれば、それは失敗ではない。
乗り越えるべき壁でしかないのです。
『不格好経営』の著者、南波氏からも、同じものを感じることができました。
毎日、自分が成功することを思い描いてがむしゃらに努力していきます。
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