同じ志の集合体!ボランタリーチェーンという事業の形

投稿者: uchiage 投稿日:

株式会社UCHIAGEでインターンとして働くさとるです。

 

経営を日々学んでいく中で、一つのビジネスモデルである「ボランタリーチェーン」という事業形態を知りました。

 

新しいビジネスモデルかと思いましたが、どうやら昔から存在する言葉のようです。

こちらの全日本食品株式会社という会社が大きなボランタリーチェーンを展開しています。

参考:全日本食品チェーンの歴史

 

今回は一つの事業形態であるボランタリーチェーンをご紹介いたします。

ボランタリー(自発的な)という事業形態

ボランタリーチェーンとは、日本ボランタリーチェーン協会より以下のように説明されています。

引用:一般法人社団 日本ボランタリーチェーン協会

ボランタリーとは、日本語で「自発的であるさま」という意味です。

いくつもの店舗が自発的に仲間として集い、一つの組織としてチェーン店を展開していくのがボランタリーチェーンです。

 

加盟店を指導するチェーン本部は存在しますが、加盟店が主体となっているため、加盟店同士の横のつながりがあるのが特徴です。

 

コンビニなどで展開されているフランチャイズチェーンとの違いは、そうした加盟店同士のつながりと、以下の図にあるような組織構成にあります。

引用:一般法人社団 日本ボランタリーチェーン協会

加盟店、あるいは加盟店と卸が組織を構築しているかのがボランタリーチェーン、

チェーン本部と一対一の契約を締結しているのがフランチャイズチェーンとなります。

 

では、ボランタリーチェーンにはどんなメリットがあるのか、またデメリットがあるのかを見ていきます。

加盟店同士のつながりから生まれる3つのメリット

メリット①:仕入れコストの軽減

ボランタリーチェーンを展開する店舗と取引のある起業は、その店舗すべてから仕入れの依頼がきて安定した大口の取引先となります。

 

つまり「たくさんまとめて買うから値下げしてほしい」という交渉次第で仕入れ価格を下げることが可能になります。

仕入先としてもできれば大切にしたいと考えるので、結果商品の仕入れコストが下がると、今までと同じ売上でも利益率が上がることになります。

 

メリット②:店舗展開が比較的自由

 

チェーン本部はボランタリーチェーンにも存在しますが、それぞれの店舗に任せる裁量が大きいため、独自の運営を展開することが可能です。

 

フランチャイズチェーンだと本部をトップとしたピラミッド型になるため、マニュアルや規則に則って店舗を運営する必要があります。

本部のブランド力を借りれる分、店舗の外観や内装、ロゴ、商品、接客など指示通りに行います。

 

比較的自由な店舗の運営ができ、独自性を打ち出しやすいのはボランタリーチェーンのメリットの一つとなります。

 

メリット③:情報共有がしやすくなる

 

前述したとおり、フランチャイズチェーンに比べて、ボランタリーチェーンは横のつながりが強く、情報共有が安易でそれを店舗運営に反映できるという強みがあります。

 

他の店舗は商売敵ではなく、協力し合って互いに経営を改善できるというところは、フランチャイズチェーンとの違いであり、大きなメリットの一つです。

 

もちろん、メリットばかりではなくデメリットも存在します。

拡張していくための乗り越えるべきポイント

デメリット①:経営の力が必要

ボランタリーチェーンは独立した店舗の集合体であるため、ノウハウがまったくない店舗ももあります。

メリットでもあった自由度の高い運営の反面、オーナー自ら経営の力を付けて運営する必要性が出てきます。

 

フランチャイズチェーンでは、ブランド力やノウハウを提供してもらうことで、比較的早い段階でスムーズな店舗運営ができるようになる。

マニュアルや規則が整っているメリットでもあると言えます。

 

デメリット②:知名度の問題

 

ブランド力を借りるということができないため、集客がフランチャイズチェーンよりも困難なポイントになってきます。

 

大手のフランチャイズチェーンは、抜群の知名度を持ちます。

店の名前を周知する努力なしで集客が可能になるところはボランタリーチェーンとの大きな違いになっています。

 

確かに、例えばセブンイレブンという看板だけを見ても一定の集客は見込めそうです。

フランチャイズチェーンは耳にしたことがあっても、ボランタリーチェーンという言葉を知っていた人は少ないのではないでしょうか。

 

どちらもメリットデメリットがあるため、どちらの方が優れているというよりは、

オーナー自身がどう経営していきたいかで変わってくるように思います。

 

独立という選択肢の中にも、いろんな事業形態があることを学びました。

 

いずれの仕組みにせよ、それを取り扱うに足る人間になれるようこれからも日々学び、精進します。

 

https://www.vca.or.jp/about/157.html

https://eatas.jp/article/814


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