多様性を受け入れることが求められる時代。インバウンドがSDGsを促進する!

投稿者: uchiage 投稿日:

こんばんは。
塚原です。

 

2023年もスタートして早くも2か月がたちます。
先の記事で栄養バランスを整えて痩せようということで、ダイエットを始めました。
カロリーを抑えるために炭水化物を減らしてたんぱく質や野菜を増やすことをしています。

 

過去にダイエットを1番頑張った時で、3か月後に82キロから62キロまでやせたことがあります。
その時は炭水化物を食べずに、肉、野菜や魚をメインにしていました。
炭水化物をとらないようにしていても、街中の飲食店は炭水化物でできている食べものが多く、炭水化物を制限するのが大変でした。

 

最近はコンビニでプロテインを押す商品が増えたり、サラダ専門店が増えたりなどいろんなものを選んで食べることができるようになってきたのが嬉しいです。
他にもヴィーガン専門店ができたり、オーガニック専門店ができたりと、多種多様なニーズに対しての選択肢が多くなってきました。

 

そこで今回は最近話題の多様性(ダイバーシティ)について書いていきます。 

  

食の多様性(フードダイバーシティ)の需要が高まる日本

みなさんは食の多様性というのを聞いたことがありますか?
食の多様性については下記のように書かれています。

 

世界には宗教や主義、健康上の理由などを背景に、食に対して様々なタブーを持つ人が数多く存在する中で、違いを尊重して受け入れる環境を整備することで皆が同じテーブルを違和感なく囲んでそれぞれの食事を楽しめるようになることをコンセプトとしている。あまり食の多様性に馴染みのない日本においてもその重要性が唱えられており、政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」で2030年までに訪日外国人旅行者数6,000万人、訪日外国人旅行消費額15兆円を目標に掲げている。

引用:世界中から求められる食の多様性
運営者情報:株式会社IED(親会社:株式会社国際通信社ホールディングス)

 

コロナが落ち着いてきた最近では、円安がインバウンド(訪日外国人旅行)に拍車をかけていて、海外から日本への旅行目的の人の流入が増えています。
だからこそ、国の文化や宗教の違いやニーズに合わせて食の多様性が求められてきています。

 

食の多様性の代表例として先の記事でヴィーガンとベジタリアンの違いについて書いていますのでそちらを読んでいただければと思います。

 

食の多様化によるライフスタイルの変化

食の多様化はライフスタイルに影響があり、健康志向に代わってきているように感じます。

図 4-8 ヴィーガン等の人口割合(日本)

出所)フレンバシー「第 2 回日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel」2019 年 12 月 24 日(閲覧日:2021 年 1 月 20 日)をもとに三菱総合研究所作成

出典:農林水産省

 

2017年から2019年の2年間をみても、動物性食品を減らす傾向が見られます。
世界的には環境負荷を考えて動物性食品を減らす方が多いそうですが、最近では環境負荷ではなく健康や美を意識している人が増えており、食事に対する捉え方も異なるようです。

 

SDGsとダイバーシティ

ダイバーシティは、人々の多様な違いを積極的に活用しようという動きのことで、ダイバーシティ経営と呼びます。
組織の生産性を高める他、企業のブランディングの向上にも繋がります。
そのため、積極的にダイバーシティを推進していることを宣伝する企業が増えています。

 

経済産業省も「ダイバーシティ経営企業100選」を実施するなど、ダイバーシティ経営を推進しています。
企業のグローバル化もダイバーシティが推進される理由の1つにあり、海外進出が進むにつれ、海外の言語や文化に対応できる人材が求められるようになりました。
その結果、在住外国人や留学経験者など、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用する企業が増えています。

 

実際、総務省が2016年に行った調査によると、調査対象の約5割の企業が、10年前よりも多くのグローバル人材を採用したそうです。
コンビニや飲食店を訪れると接客をしている方が日本人以外であることも当たり前の光景になってきているように感じます。

 

グローバル化やインバウンドが進むことで、多種多様な文化をもった人種と共生していくことが求められます。
多種多様な文化が存在するからこそ、ニーズも多種多様であり、ニーズに対応していくことが豊かさや住みやすい世の中を作っていくと思います。

参考:グローバル人材の確保状況等に関する企業の意識調査
総務省.政策評価書3-2

参考:ダイバーシティとは?多様性が尊重される理由と日本・海外の事例、SDGsとの関係1.企業のグローバル化

 

まとめ

日本は飽食の時代と言われ、食べるものに困ることはありません。
食に関するダイバーシティが進むことで、食べるものを選択することができるので、より食事を楽しむ人が増えています。

 

日本ではインバウンド需要が急速に高まっているため、より速いスピードでダイバーシティへの対応が必要です。
ダイバーシティが進むことで食事、宗教、文化など、人の多様性を受け入れ、ニーズを満たすことでSDGs8「働きがいも経済成長も」が促進されたらいいなと思います。

 

食事、働き方、ライフスタイルの選択肢が増えることで、食を楽しんだり、健康やダイエット、宗教含め目的にあった選択ができるようになったらいいなと思います。

カテゴリー: SDGs

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