多角経営により経済的に大きな影響力を持つ財閥!日本の4大財閥を紹介

投稿者: uchiage 投稿日:

「財閥」という言葉にどんなことを思い浮かべるでしょうか。
漠然と資金力がある大企業が浮かんでくるものの、具体的に説明してと言われると答えられないという方も多いのではないでしょうか。

今回は過去に存在した日本の4大財閥について紹介するとともに、「財閥」とは何か、なぜ長きに渡って繁栄したのかについて解説します。

財閥とは多角経営する企業グループである

財閥とは、大富豪の一族が支配し、多角的経営によって形成されている企業グループのことです。
財閥は銀行や製造業、商社など多岐にわたる事業を傘下に持ち、国家経済に大きな影響力を持ちました。

アメリカではロックフェラー財閥やロスチャイルド財閥、韓国ではサムスングループが有名です。
日本では4大財閥として、三井財閥、住友財閥、三菱財閥、安田財閥があります。
これらは日本の経済発展と産業の近代化に大きく寄与しました。

後の経済改革で財閥は解体されましたが、その後の企業再編や連携によって旧財閥系企業グループは現在も日本経済において重要な存在となっています。

いずれも経済に大きな影響を及ぼす一大企業が連なっています。

日本の4大財閥

日本では、第2次世界大戦以前に、財閥が経営する企業が日本経済を大きく動かしていました。
ただ、その影響力の大きさから、戦後はGHQにより解体されてしまいます。
しかし、財閥が解体しても企業は残り、今でも日本経済に大きな影響を与えています。
いずれも歴史が長く、室町時代に創立して現在まで続いている財閥もあります。

さきほどもあげたように、日本では4大財閥が有名です。

三井財閥(人の三井)

伊勢商人の三井高俊が呉服屋を始めたところから始まっています。
現在では、三井住友銀行、三井物産と三井の名のつく企業を始め、東芝やトヨタ自動車などのさまざまな企業が加盟しています。
「人の三井」と呼ばれ、人材を重視した経営をしています。

住友財閥(結束の住友)

江戸時代に住友政友が、書物と薬の店を京都に開いた「富士屋」が発祥です。
現在では、住友商事、住友不動産、などのほかにNECも住友系列として加盟しています。
「結束の住友」と呼ばれ、強い結束力があります。

三菱財閥(組織の三菱)

明治時代に岩崎弥太郎が三菱商会を創立し、海運業や貿易で躍進してきました。
加盟している企業は、三菱商事、三菱重工業、キリンホールディングス、日本郵船などがあります。
「組織の三菱」と呼ばれるように、組織内で事業が完結できるほどの組織力があります。

安田財閥

安田善次郎が両替商を立ち上げたことが始まりでした。
安田生命保険、みずほフィナンシャルグループなどが加盟しています。
大きな企業はないものの、金融において莫大な影響力を発揮しています。

長く繁栄する鍵はチームとして機能させること

財閥は現在でも強い影響力を誇っています。
今回あげたもの以外にも財閥はたくさんあります。

歴史や成り立ちを調べると俄然興味が湧いてきますね。

たくさんの企業が集まり、組織として機能しているからこそ財閥は長く繁栄しているのだなと調べてみて感じました。

財閥は、銀行、商社、製造業、鉱業、不動産など、幅広い産業分野に進出していましたため、特定の産業が不振に陥っても、他の分野でリスクを分散することができました。

また、自らの銀行を通じてグループ内で資金を循環させることで、外部に頼ることなく資金調達をすることができていました。

まさにチームとして機能しているからこその強さだと感じます。

これは企業だけでなく人にもいえることで、
一人の力でできることは限られていても、たくさんの人が集まって力を合わせることで大きなことを成し遂げていくことができます。

各メンバーが役割や得意分野を持ち、それを結集させて昨日させていくことがチームの強みだなと思います。

株式会社UCHIAGE(代表:矢内綾乃)の多角経営

株式会社UCHIAGEは多角経営をしています。
独立支援事業、小売店舗運営、EC販路構築など業種の異なる事業を立ち上げています。

それぞれ独立している事業ですが、ノウハウや人財などが密に連携することによってチームとして機能しているからこそ、どの事業も発展しています。

仕事は一人ではなく、チームとして機能させていくことがとても大事です。私自身、チームの一員としてどのような力を発揮していけるのか、チームのために何ができるのかを常に考えて行動し、お互いの持つ力を掛け合わせていける自分でありたいなと思います。

カテゴリー: ビジネス

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