SDGs 目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の解決に向けた「再生可能エネルギー事業支援」とは
株式会社UCHIAGEでインターンとして働くりゅうです。
今回はSDGs 目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の解決に向けてどのような取り組みがなされているかを調べてみました。
再生可能エネルギー事業支援という国が実施している支援により、再生可能エネルギー事業に取り組みやすくなっています。
実際にどのような取り組みがなされているのかを紹介したいと思います。
再生可能エネルギー事業支援とは
この事業支援は経済産業省・資源エネルギー庁が行なっているもので、再生可能エネルギーに関連する補助金や税制優遇により、再生可能エネルギー事業者の方が事業を円滑に開始できるようにするものです。
再生可能エネルギーを国が一定期間、約束した金額で買い取ってくれる「固定価格買取制度」があるなど、事業として取り入れるためのサポート体制が整っています。
国の再生可能エネルギーの支援策に関する情報をまとめた「再生可能エネルギー事業支援ガイドブック」が用意されており、どのように事業として取り組んでいけばいいのかが詳しく理解することができます。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/guide/pdf/guidebook.pdf
固定価格買取制度とは
「固定価格買取制度」とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
再生可能エネルギーの発電設備は建設コストが高く、回収の見込みは立ちづらいのが現状です。
この固定価格買取制度によりコスト面での優遇を受けられるため発電設備の普及を促進することができます。
対象となる再生可能エネルギー
対象となる再生可能エネルギーは下記の5つになります。
自然のエネルギーを電力に変える安全でクリーンな発電方法です。
- 太陽光発電
太陽の光エネルギーを太陽電池にて直接電気に変える発電方法 - 風力発電
風の力で風車を回して、風車の回転運動で発電機を動かす発電方法 - 水力発電
河川などの高低差を利用して水を落下させて水車を回して発電機を動かす発電方法 - 地熱発電
地下に蓄えられた地熱エネルギーを蒸気や熱水に変えて発電機を動かす発電方法 - バイオマス発電
生ごみや廃油、汚水などの生物資源を燃焼したりガス化させることにより発電機を動かす発電方法
まとめ
今回は「再生可能エネルギー事業支援」について調べてみました。
再生可能なエネルギーを作り出すための施設、事業が求められていますが、コスト面で回収することが難しいのが現状です。
再生可能エネルギー事業支援により、国から支援を受けることで事業として取り組みやすくなる制度があることは嬉しいですね。
このような制度を生かし、再生可能エネルギーがさらに増えていく未来が楽しみです。
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