ベンチャーの立ち上げを支える、ベンチャーキャピタル/アクセラレータとは?
「将来、起業したい」という想いのある人は、実は少なくないのではないでしょうか。
やりたいことを仕事にしたい。
雇われて言われた通りのことをするのは向いていない。
自分の力を試してみたい。
叶えたい理想や想いがある。
など、その理由は様々だと思います。そして、自分も「起業」を目指すひとりです。
「起業」を考えたときに、アイデアやビジネスモデルといったことは最初に考えると思います。ただ、立ち上げた会社がどのように成長し、上場していくのか?ということに関しては、あまりイメージできていませんでした。
今日は、立ち上げた事業(ベンチャー、スタートアップ)が成長して上場する過程を「支援」する存在について、調べたことをまとめます。
まず、ベンチャーの成長にはステージがあります。
シードステージ : まだ立ち上がってもいない段階(準備期間)
アーリーステージ: 事業が形になってスタートした段階
ミドルステージ : 順調に成長し、従業員数も2桁~に成長する段階
レイタ―ステージ: 事業も拡大しIPOを目指す段階
そして、そのベンチャーが成長する中で最も重要なのが「資金調達」です。
資金調達ラウンド(投資ラウンド)とは、投資家が企業に対して投資をする段階のことをいいます。
投資ラウンドとしては下記のものがあります。
シード
アーリー
シリーズA(エクスパンション)
シリーズB(グロース)
シリーズC(レイタ―)
シードステージ・アーリーステージを支える投資家
シードステージのベンチャーは、まだ事業をスタートしていない段階です。
とはいえ、資金が必要なケースもあるので、人の心を掴むビジネスプランを準備し、政策金融国庫やエンジェル投資家(個人投資家)、VC(ベンチャーキャピタル)からの資金調達を行います。
以前、エンジェル投資家の方に直接お話を聞く機会がありました。
「会社のどこを見て、投資する・投資しないの判断をしているのか?」という質問に対して、その方は
・その会社のトップが何が何でもやりきるという覚悟・情熱を持っているか
・そのトップの周りにどんな人がいるのか(どんなビジネスチームなのか)
を見て決めると、仰っていました。
ビジネスプランももちろんですが、やはりそれをやり遂げる「人」を見ているということですね。
また、アクセラレータは、スタートアップ企業のビジネス拡大に焦点を当てた資金投資やノウハウなどのサポートをする組織です。数週間~数ヶ月の短期的支援で、ビジネスを急速に成長させる支援プログラムを提供します。
VC(ベンチャーキャピタル)よりも投資金額は少なく、スタートアップ企業の自由度を確保したまま支援をするのが特徴です。日本国内のアクセラレータプログラムは、協業を前提としたものが多いそうです。
企業を立ち上げていく一番最初の時期は、人脈、資金、ノウハウなどが、圧倒的に足りない状況です。
そんな時期に、資金や支援を受けられるのは、非常に大きな助けになると思います。
自分自身が起業していく上で、こういった制度・仕組みをしっかり知っているかも大事なのだと思いました。
引き続き、学んでいきます。
ブログ執筆者:ヤマト
株式会社UCHIAGEで、インターンとして働きながら経営・コンサルについて学んでいます。
インターン企画の一環で、プレスリリース配信、メディアの運営・コンテンツ制作を行っています。
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