フランチャイズは共に勝つ価値観が大切
株式会社UCHIAGEでインターンとして働くはるです。
フランチャイズというビジネスモデルがあります。
イメージは、セブンイレブンやマクドナルド、居酒屋やラーメン屋など多岐に渡る分野で採用されています。
本部があって、加盟店があって、それ以外の情報はあまり知らなかったので調べてみました。
フランチャイズとはどんなものなのでしょうか。
フランチャイズとは
フランチャイズチェーンの業態は多岐に渡ります。
先述したコンビニエンスストア、小売業、ハンバーガーショップ、牛丼店、レストランに加え、学習塾、クリーンサービス、住宅建設などサービス業も近年増加しているそうです。
「フランチャイズチェーン」と呼びますが、その店舗数の合計は約23万店を数え、売上高は約20兆円となっており、「フランチャイズビジネス」というひとつの産業分野を形成しています。
引用:日本フランチャイズチェーン協会
フランチャイズは英語の「franchise」という単語そのままで、「特権、権利」という意味があります。
権利を与える人(フランチャイザー)は運営する企業を指し、本部などと呼ばれています。
権利を与えられる人(フランチャイジー)は加盟店、加盟社などと呼ばれ、本部からノウハウやブランド、システムのパッケージを提供されます。
その代わりに、売上の一部を本部に支払うという「ロイヤリティ」が発生します。
ちなみに大手セブンイレブンのロイヤリティは、550万円以上の売上総利益の76%とのこと。
粗利益でもないのでなかなかやりくりが大変そうなイメージがあります。
では、フランチャイズ展開していく際に、自分自身も立ち上げていくぞとなった際に、どんなことが大切なのでしょうか。
ドトールコーヒー創業者から学ぶビジネス論
鳥羽博道さんという方がいらっしゃいます。
ドトールコーヒーの名誉会長であり、創業者である方です。
現在フランチャイズ展開で店舗数を伸ばしており、直営で210店舗、フランチャイズで868店舗、あとは系列店(エクセルシオールなど)が含まれて1287店舗まで展開しています。
※2021年6月現在 ドトールグループ総店舗数
フランチャイズビジネスを成功させるために、大切なことは主に以下の3つ集約される、とおっしゃっています。
①本部の側でフランチャイズ・ビジネスのノウハウをどれだけ蓄積しているか。
②チェーン店に加盟するオーナーがどれだけ本気で商売をしてくれるか。
③本部とチェーン店の関係が共存共栄の関係にあるかどうか。
『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』鳥羽博道著
チェーン店のオーナーに任せておけばいいわけではなく、トップ自らが支援の態度を示す。
大前提に共存共栄の関係にいるので、確かにあとはよろしく、とはならなそうですね。
これは、フランチャイズだけでなくすべての仕事、働き方、果ては生き方にも通ずるのではないかと感じました。
ノウハウを持っている組織、人から学ぶこと。
まず何より自分自身が本気であること。
手を組む対象と共存共栄の関係であること。
どの仕事にも通じる大切なことを、鳥羽さんの書籍『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』から学ぶことができました。
最後に
フランチャイズチェーンというビジネスモデルは、非常に素晴らしい形だと感じました。
ただ、立ち上げることが目的ではなく、長期的に繁栄させていくことが大事になると、やはりビジネスモデルだけでなくどんな人と手を組んで仕事をするか、ということが大切なんだと学びました。
成功するに相応しい人になるべく、学び続けます。
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