人生をデザインする「3つの資本」
株式会社UCHIAGEでインターンとして働くはるです。
経営も含め、これからの人生を学んでいく中で、大事な「3つの資本」という考え方を教えていただきました。
人生100年時代と言われて久しいですが、確かその考えは避けて通れない道の一つだと思ったので今回紹介します。
早速ですが、「資本」とは、「人的資本」「金融資本」「社会資本」の3つに大きく分類されるようです。
「人的資本」とは、まさに自分自身の身体です。いつまで元気に動くのか、体力的に仕事が続けられるのか、生きる力や稼ぐ力に直結します。
「社会資本」は、自分の周りにどんな人がいるのか。会社などの仕事関係だけではなく、人としてのつながりがどれほどあるのか、という視点です。
「金融資本」は字の通り、財産のようなものです。貯金もそうでしょう。不動産や株、稼ぐ仕組み、といったイメージです。
これらすべての向上が、自分の人生を豊かに創造していくうえで大切だと学びました。
これからの資本の動き
さて、我々は何歳ま生きて、いつまで、今と同じようにバリバリ働くことができるでしょうか。
人生100年時代とはいっても、100歳まで働けるかは、そのときの医療技術がどうなっているかわかりません。もしかしたら、今と同じようにバリバリ働くのは物理的に難しいかもしれません。
一般的には20代がピークとして、人的資本は山なりに上がり、そして徐々に下がって衰えていくのが通常の流れです。
例えば、自分の身体が衰え始め、働き稼ぐ能力が下がっても、そのまま働けるギリギリまで働き続けて、晩年に備えます。
あるいは、株や不動産などの金融投資などに充て、人的資本の下降に逆行するように金融資本を蓄える準備をしていきます。金融資本を育てていきながら、働く力が下がっていく状態をカバーする、そういう事前の備えをする必要があります。
金融資本が爆発的に上がれば、人的資本がどうなってもある程度は豊かに生きていける。
極端ではありますが、働かなくても生きていけるだけの金融資本を手にている状態であれば、人的資本の衰えに逆らいながら肉体労働をする必要はありません。
今後、金融資本だけを求めていくなら、株やFXなどに全力を注いでもいいでしょう。
ただ、人としての成長、仲間や友人と共に生を全うする、人生をより豊かに、自由に謳歌するためには、3つの資本どれもを高めていく。
それができればまさに理想です。
金融資本を高めて晩年に備えるのも大切ですが、今この20代のうちに出来ることもあるよ、とお話を伺いました。
社会資本を高めるという生き方
人生をより豊かなものにするには、社会資本という軸もあります。
あなたの周りにはどんな人がいますか、という観点です。
確かに、一人でとことん稼いで成功しても、それを分かち合う仲間、共に切磋琢磨できるコミュニティがあるのとないのとでは、確かに幸福度に違いがありそうです。
ただ、仲間はいても、経済が伴わない状態で全員が貧しいと、豊かな人生とは言い切れません。
学んだのは、共に同じ方向で頑張る仲間の存在を創ることです。
その方向性が、事業を捉えるという点であれば、まず事業を始めるより先に仲間を創る。
若いうちから大きな金融投資はできませんが、熱い思いを持って、一緒に頑張る仲間を募ることはできます。
何をするにしても、誰かと手を組んで取り組む。
その経験が人としての成長につながり、その先で事業を始めるという順番です。
切磋琢磨しながら、ときに助け合いながら、それぞれの事業を拡張していける状態になったら、いよいよ金融資本が拡張していくフェーズです。
そのときには20歳はとっくに過ぎていると思うので、人的資本は下がり気味になってきている頃でしょう。
長期的なスパンで見ると、人的資本が下がるタイミングで金融資本が上がってくる、という人生設計が可能になるのです。
そしてそれは、チーム、仲間という社会資本を上げ続けている行動から創られる結果なのです。
人生はデザインできる
どんな人生を送るかは自分次第です。
ただ、先を見て、今から準備することが大切だと学びました。
人的資本は年齢とともに下降することが決まっています。これからの未来に起こるであろうことや、わかりきったことに対して、なんらかの準備をしておくことが大切です。
特に、今だからこそできること。
社会資本の拡張は若い頃からいくらでもチャレンジできます。
その経験で、人として磨かれながら、金融資本を上げる土台を創っていく。
起こり得る現象に先に手を打つことはできます。
人生という長期スパンで見て、しっかりと事前に設計するのです。
起業したい!
起業して終わりではありません。起業したら継続して、業績を右肩上がりに伸ばして行かなければなりません。
でも、ずっと発展し続けられるか、その力が自分にあるのかわからない、という思いがあやふやで、意志が軽いように感じられます。
チャレンジすることに、早すぎることはありません。
人生は、デザインできるのです。
最後に
今まで、人生を長期的に考えたことがありませんでした。
資本も人生設計に剃って、計画を立てることが大切だと学びました。
20代だからこそ出来ることがあり、思いっきり挑戦して、積極的に行動に移していきます。
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